今回のウイスキー
今回はイチローズモルトのワインウッドリザーブ(Ichiro’s Malt Wine Wood reserve)を飲みます。
ちなみに秩父市のふるさと納税の返礼品として頂いたものです。気になったものを割安で手に入れることが出来るので、ふるさと納税、おすすめです。
- 購入検討中の方
- 飲むかどうかお悩みの方
- 自分で飲んだけど他の人の感想も知りたい!という方
ボトル情報
秩父蒸留所
2004年創業。比較的新しい蒸留所で、今日の日本のクラフト蒸留所ブームの立役者とも言われます。
第一蒸留所は2008年に稼働を開始し、2019年からは第二蒸留所が本格的に稼働し始めているようです。
発酵槽(ウォッシュバック)の材質について、第一蒸留所が世界初のミズナラ製だったのに対し、第二蒸留所はフレンチオーク製。味わいにどういった影響や違いを生むのか、興味が湧きますね。
リーフラベルシリーズ
秩父蒸留所から、リーフラベルシリーズが発売されています。
- ダブルディスティラリーズ
- ミズナラウッドリザーブ
- ワインウッドリザーブ
私がネットで確認する限りでは上記3つです。
今回飲む「3.ワインウッドリザーブ」は勝沼ワイナリーの赤ワイン樽(フレンチオーク製)で後熟したもののようです。
感想
ストレートの味わい
香りは果実感のある酸味、熟したフルーツを感じます。後はアルコールっぽい刺激もありますが、フルーツの香りに期待が高まる印象です。
飲んでみるとわずかに硫黄っぽさがありますが、すぐにイチゴのような赤系フルーツの甘酸っぱさを感じます。またその酸味に少し遅れてバターの味わいがほどけます。
香りで高まった期待を裏切らない美味しさです。
全体的には香りも味もしっかりしていて、飲みごたえがありますね。
おすすめの飲み方
もちろんストレートもおいしかったですが、個人的にはハイボールもおすすめです。
飲み始めに感じる硫黄っぽさがすっかり隠れて、爽やかに飲めます。
まとめ
ワインウッドリザーブはストレートでは硫黄っぽさが少し気になるものの、ハイボールでは硫黄っぽさはなくなりますし、とてもおいしいです。
イチローズモルトに興味がある方であれば、一度味わってみることをおすすめします。
他のリーフラベルシリーズと飲み比べてみても面白いかもしれませんね。
私にとってイチローズモルトは好みの味のものが多くて、結構好きなウイスキーです。
ただ人気が高いのでなかなか出会う機会がありませんが、第二蒸留所の目的の一つが「市場に十分な量を供給する」ことらしいので、今後触れる機会が増えることに期待します。
今回のワインウッドリザーブに限らず、色々なイチローズモルトを色々な場面で楽しんでいきたいですね。