2021年9月某日、最後の夏と言わんばかりに暖かく晴れた日に母恋富士に登ってきました。晴れた日の高台から見下ろす景観は期待通りに気持ちの良いものでした。
今回母恋富士へは自家用車で行ったわけですが、登山口や駐車場はネットでも情報を見つけれないまま向かいました。なので実際訪れた身として、登山口はどこにあるのか?車はどこに停めたのか?などをまとめておきたいと思います。母恋富士に登りたいと考えている方の参考になれば幸いです。
- 山歩き、ハイキングに興味がある方
- 北海道、特に室蘭のお出掛けスポットを探している方
母恋富士の場所
今回事前情報として↓のサイトを参考にさせて頂きました。
サイトの情報を確認させて頂きながら母恋富士に向かいます。
入口/駐車スペース
母恋駅から西に向かうと安龍寺というお寺さんに向かう坂道が右手に見えます。「曹洞宗 安龍寺」の看板の手前に母恋富士登山口の一つである「御前水入口」の看板がありました。今回はこちらから入りました。
坂道を登って行くとカーブがあります。カーブを曲がった先の右手にはお寺さんへの道案内看板がありますが、その反対側にも道が続いてます。そこに車を停めれるほどのスペースがあり、今回はそこを利用させて頂きました。
車を降り、山側に歩いて行くと「いこいの森」の看板を発見です。いかにも登山口という感じの道が続いています。ここから山歩きスタートです。
山歩き開始
登り始めてすぐ、分岐がありました。「元気もり森」など名前が気になるところですが、頂上に向けて歩を進めます。分岐を右に曲がると木が倒れていました。頭をぶつけないよう気を付けつつくぐり、前に進みました。舗装された道にはないアスレチックな感じも山の楽しみの一つだと思います。
倒木をくぐり抜けてすぐのところに東屋がありました。とは言え入口からここまでまだ5分程度登ったところです。休憩にはまだ早いので特に休むこともなく進みます。
近くにはキノコが生えているのを発見しました。前日が雨でしたので、キノコが育つには良い湿度が得られたのでしょう。この後も何か所かでキノコを見つけました。
キノコの知識があればより楽しめるのでしょうが、残念ながら持ち合わせておりません。ただ歩いている最中にキノコを見つけると少し嬉しくなりますね。不思議と。珍しいもの見つけた~的な喜びに近いように思います。
じわじわと登っていくと都度分岐の看板があります。しっかり整備されてますね。目標はもちろん頂上ですが、途中で「港の見える森」から室蘭の港を見てみたいと思っていました。
港の見える森に到着です。少し開けた広場に東屋があります。写真の左手側に室蘭の港が望めます。
手前に茂みが旺盛ですが、室蘭の工業地帯を跨いで室蘭の港が見えます。天気の良さも相まって非常にきれいな景色です。天然の良港を囲うように工場が並んでおり、室蘭を象徴する風景の一つだと思います。
景色を楽しんだところで頂上を目指します。
頂上が近づいてくるとロープで作られた手すりがあります。手すりを辿って進むとあっという間に頂上です。
母恋富士山頂、到着です。標高は156mなので低い山だと思います。所要時間も15分程度でした。
太平洋側を望むと住宅街の向こうに海が見えます。水平線がきれいに見えますね。
陸地の方を見ると住宅街、室蘭新道、工場地帯、として遠くに山が見えます。こうして見ると室蘭の町が凸凹した地帯が拓かれて発展した街なのだと分かります。
まとめ(所要時間など)
今回は母恋富士に行ってきました。登って降りて30分の比較的軽い登山だったと思います。この軽さが良いですね。頂上からさらに地球岬の方に向かって歩いても良いかもしれません。地球岬にも散策路がありますし、地球岬までの道のりには名勝地もあるので景色を楽しみながら歩くことが出来ます。
母恋富士は入口が複数あるようですし、色々な散策ルートに組み込むにはちょうど良い山だと思います。
晴れた日の休日など、是非足を運んではいかがでしょうか。