【感想】グレンフィディック12年

お酒

今回のウイスキー

フルーティで飲みやすい為、あまりウイスキーに馴染みのない方にも薦められることが多いグレンフィディック12年。シングルモルトとしては世界で最も飲まれていることでも知られています。もちろん私も大好きな銘柄の一つで、よく飲みます。今回はそんなグレンフィディック12年について綴ります。

蒸留所情報

世界一売れてるシングルモルト

創業は1887年。グレンフィディックはゲール語で「鹿の谷」を意味します。

1960年頃、当時ウイスキー業界は「ブレンデッドウイスキー」が主流でした。所有者であるウィリアム・グラント&サンズ社も「グランツ」を生産していますが、1963年、同社は同業者に先駆け、シングルモルトを発売しました。この頃のシングルモルトはブレンデッドウイスキーに使われることがほとんだったようで、同業者からは「うまくいくはずがない」と笑いものにされていたとのこと。しかしながら、予想に反して売り上げは伸び、現在においてシングルモルトの売り上げは世界一となっているようです。

グレンフィディック12年

思い出と感想

私が初めてグレンフィディック12年を飲んだのはウイスキーの勉強を始めて間もない頃でした。地元のカジュアルなバーのメニューに「世界のウイスキー」特集があり、その中にグレンフィディックの12年がありました。目についたウイスキーは片っ端から試している頃です。

初めましての印象はフルーティで飲みやすい、です。(「飲みやすい」は褒めたことになるのか?という議論があるかもしれませんが、「飲みにくい」に比べれば答えは明らかです。めちゃくちゃ褒めてます)

また香り、味ともに豊かな印象で、また飲みたいと思わされる初対面でした。

シングルモルトとして世界で最も飲まれているということは、それが正に品質を証明していると考えて差し支えないでしょう。なので私がもしウイスキー、あるいはシングルモルトにそれほど馴染みがないという方に何か薦めるのであれば、グレンフィディック12年はその候補の一つに挙げられます。

おすすめの飲み方

シングルモルトですから、やはりまずはストレートで味わいたいですね。それからは人それぞれ好きな飲み方をすればよいと思います。クセのないウイスキーですから、どんな飲み方にも合うのではないでしょうか

以上、グレンフィディック12年の話でした。

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