【感想】十年明 ワインカスクフィニッシュ|ブレンデッドウイスキー

お酒

今回のウイスキー

若鶴酒造の十年明 ワインカスクフィニッシュを飲みました。感想など綴ります。

こんな人に読んで欲しい
  • 購入検討中の方
  • 飲むかどうかお悩みの方
  • 自分で飲んだけど他の人の感想も知りたい!という方

ボトル情報

三郎丸蒸留所

三郎丸蒸留所は富山県西部の砺波市にある若鶴酒造が所有する蒸留所になります。

若鶴酒造のウイスキーづくりの歴史は古く、初の発売は1953年に遡ります。

最初のウイスキーは「サンシャインウイスキー」というもので、現在でも製造、販売されているようです。

若鶴酒造では不況のあおりを受けてウイスキーを作ってない時期があったようですが、2017年に再オープンしたのが三郎丸蒸留所です。

世界初の鋳物製ポットスチル

通常ポットスチルは銅製ですが、三郎丸蒸留所では銅を含む鋳物でポットスチルを作っているのが特徴のひとつです。

若鶴酒造がある砺波市から北上したところに高岡市があり、鋳物産業で栄えているようです。

鋳物製ポットスチルはその高岡市にある老子(おいご)製作所で作られているとのことで、地元製のもので作られるウイスキーはまさに地ウイスキーという感じがします。

「十年明」とは?

三郎丸蒸留所がある砺波市にある地名のようです。試しにGoogleマップで検索するとちゃんと検索出来ました。

販売元のコメントを引用すると、

かつてここには、人々が菜種から採った油で明かりを灯すために、菜の花畑が広がっていました。その灯のように、人の心を優しく照らしたい・・・そんな願いを込めて名付けました。

とあります。

ワインカスクで後熟

今回のボトルはマスカット・ベーリーAの 樽メルローの樽で約1年間の後熟をかけているとのことです。調べてみるとマスカット・ベーリーAもメルローもブドウの品種名で、要はこれらのブドウを原料としたワインの樽で追加の熟成を行った、ということです。

またどちらの品種も日本で取り扱っているワイナリーがあるようなので、樽もそこから得ているのかもしれません。

十年明 ワインカスクフィニッシュ

近所の居酒屋で頂きました

感想

香りは穏やかで、爽やかなブドウです。またスモーキーさも感じます。

味は甘めです。表現に悩みますが、わざとらしいというか、人工的というか、そんな甘さ、というのが個人的な感想です。(悪い意味ではないので誤解しないで下さい!)

口当たりは比較的軽いかなぁと思います。飲みやすいです。

おすすめの飲み方

今回はストレートで頂き、とてもおいしかったです。他に候補を挙げるならば、ロックも合いそうかなと思います。

まとめ

三郎丸蒸留所のウイスキーは今回のボトルが初めてです。また限定1,500本とのことで、その内の1本を味わえて良かったです。

ところで十年明は「ブレンデッドウイスキー」とのことですが、グレーン原酒はどこで作っているんですかね?

あと公式ホームページには十年明は商品として並んでませんが、理由が気になるところです。

飲んでみて色々と疑問は沸きますが、いつか分かるといいなぁなんて思ってます。

三郎丸蒸留所、今後も出会う機会があれば飲んでみたいですね。

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