今回のウイスキー
2020年7月発売アードベッグ ウィー・ビースティー(WEE BEASTIE)を飲みました。
この「小さなモンスター」について、感想など綴ります。
こんな人に読んで欲しい
- 購入検討中の方
- 飲むかどうかお悩みの方
- 自分で飲んだけど他の人の感想も知りたい!という方
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ボトル情報
アードベッグ蒸留所
アードベッグ蒸留所はアイラ島の南側にあります。近くにはラガヴーリン蒸留所、ラフロイグ蒸留所もあり、この3蒸留所を合わせて「キルダルトン三兄弟」と言ったりもします。
この三兄弟はともにスモーキーでピート香が特徴的ですが、中でもアードベッグは最もその特徴が顕著に表れています。
年間の生産量は100万リットル程でアイラの中では少ない方になります。
75%程度がシングルモルトとなり、残りがバランタインやシーバスリーガルなどの原酒になるようです。
ウィー・ビースティー:熟成に用いた樽は?熟成年数は?
さて話はウィー・ビースティーに戻りまして、熟成期間と熟成に用いられた樽についてです。
ラベルを見ると「バーボン樽」「オロロソシェリー樽」の表記があります。
この2種の樽で熟成した原酒をバッティングさせたボトルであると思われます。
またラベルのど真ん中には5年の表記があります。アードベッグのスタンダードに10年熟成の「アードベッグ テン(TEN)」がありますが、ぴったり半分です。
比較的熟成感の弱い荒々しい味わいであるのかな?と想像されます。
感想
ストレートの味わい
□香り
スモーキーです。アードベッグらしいですね。奥に梨のようなフルーティさも感じます。
□味わい
酒質は軽めですが、滑らかな口当たりです。甘く、ふとコカ・コーラのような印象を受けました。後から荒々しいスパイシーさが感じられました。まさにモンスター!
おすすめの飲み方
この荒々しさを楽しむにはやはりストレートでしょうか。
私はまだ試してませんが、ハイボールも飲んでみたいです。
まとめ
荒々しい印象でありながら、しっかりとおいしく、楽しめました。
よく行くバーのマスター曰くウィー・ビースティーはスタンダードな商品になるとのこと。
スモーキーで荒々しいウイスキーなので初心者向けというよりはウイスキーに慣れている方向けの印象を受けました。
アードベッグファン、あるいはアイラモルトファンの方は一度味わってみてはいかがでしょうか。
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