以前せん年萬年さんでぼたん鍋を頂いた際にふぐのコースもあることを知りました。
もうすぐ30代半ばを迎える私ですが、これまでふぐを食べた経験がなく、是非食べてみたいと思ってました。8月に入り渡りに船(というほどでもないですが)、結婚記念日でしたので妻と二人で挑戦してみました。
せん年萬年さんの場所
ふぐコース
ふぐコースの予約は予定していた日が一杯だった為、急遽2日後でお願いしました。が、たまたまタイミングが良かったのか無事席を予約出来ました。(コースの予約については以下のリンクをご参照下さい)
お店では奥の小さめの席に案内頂きました。席には既に昆布を入れた鍋が用意してありました。期待が高まります。
飲み物は瓶ビールを注文し、食べ物を待ちます。程なくして小鉢を出して頂きました。鯨の皮の酢味噌和え(下の写真右)、黄身のもろみ味噌漬け(下の写真左)の二つです。鯨の皮はコラーゲン質でプルプルした食感に酢味噌でさっぱりしてました。黄身のもろみ味噌漬けはねっとりした黄身の食感ともろみ味噌の塩味が程よい感じでした。どちらも初めて頂くものですが、美味しく頂けました。食欲が増した気がします。
小鉢とビールを楽しんでいるとふぐの登場です。初めは刺身です。
はじめましてのふぐですが、美味しそうです。色々な部位をポン酢につけて頂きました。歯ごたえがしっかりあって食べ応えがあるのは予想通りでしたが、味は思っていたより美味しかったです。白身ですから、淡白は淡白ですが旨味というか、深い美味しさがあります。
ちなみにふぐは室蘭沖で獲れたものとのことです。年がら年中食べられるものではないようですが、お店の方の話によると6月後半以降であればおそらく大丈夫だろうとのことでした。
刺身を楽しんでいると、続いては皮の登場です。
きちんと確認してませんが、ふぐの皮を炙ったものだと思います。レモンをかけて頂くと香ばしくなったふぐ皮のコラーゲン質をさっぱりと頂けました。さらに続けて鍋の準備が整いました。
上の写真が鍋の具材です。大きめのふぐの身にわくわくします。各具材ともお店の方で食べ頃で提供頂きました。
火の通ったふぐを頬張ると贅沢な気分になれました。骨が多く、取り除きながら食べ進めるわけですがその美味しさについ夢中になってしまいます。(カニを黙々と食べる時に似ていると思います)
ふぐ以外の具材も本当に美味しい火の通り具合で提供頂きました。
鍋の後はおじやも用意されているわけですが、それまで竜田揚げを楽しみます。
竜田揚げも身が大きく、なんとも贅沢でした。
さて、最後はおじやです。ここまででお腹はかなり満たされてますが、ふぐの旨味を含んだおじやです。楽しみで仕方ありません。
おじやの味付けはあっさりとしていて、締めにぴったりです。お腹いっぱいのはずでしたが、しっかりと完食出来ました。
まとめ
初めてのふぐでしたがとても美味しかったです。非常に贅沢な時間でした。室蘭産のふぐを色々な方法で楽しみたければ是非足を運んではいかがでしょうか。おすすめです。